ジェネラリストかスペシャリストか・・・
看護師のキャリアの積み方としては別れる所ですが、
今回はスペシャリストを目指している看護師さんから伺ってみました。
私がこの職場を選んだ理由
循環器専門病院を選んだ理由はこれ!
私は元々循環器専門病院から看護師人生が始まりました。
循環器専門病院を選んだ理由は、
看護学校の授業で一番楽しかったのが循環器だったからです。
なるほどね~。学生時代の印象はおおきいですよね。入職してからはどうでした?<
内科系病棟・CCUで働く中で、
心臓しか自施設でみれないことにもどかしさを感じ、
救急看護に興味が出てきました。
>成長すると、視野がひろがりますよね~<
なかなか希望が叶わない現実・・
救急看護を目指して大学病院に転職しましたが、
オペ室に配属になりました。
救急に活かせるかもって思って2年8ヶ月、
全部の科の器械出しが出来るまでになりました。
DMAT隊員になり、色んなコースのインストラクター資格も得ました。
そこで異動になり、次は婦人科と泌尿器科になりました。
救急の夢はなかなか叶わないものですね。
婦人科と泌尿器では、がん、化学療法、終末期医療に力を入れ、
その傍、急変時の対応を後輩に教えていました。
やっと念願の部署へ配属!!でも・・
看護師10年目を迎えた時に、やはり救急に行きたいと転職しました。
救急病棟に念願の配属になりました。
でも、そこの職場は合わなかった。
人には合う合わないがあります。
>せっかく念願の部署に行けたのにね。合う、合わないってありますから、残念ですね。<
私は管理職になるよりも現場でバリバリ働く方が好きだと思っていました。
けれど、経験年数が上がってくると視野が広がります。
もっとこうしたらいいのになぁと思うことも増えてくる。
それは色んな場所を見てきたからです。
そんな時に、『組織を変えるには上に立たなきゃ変えられない』
『自分が1人で助けられる命は限られている、自分の意思を引き継いだ仲間がいればもっと助けられる人がいる』
と思うようになりました。
多くのインストラクターをする中で、
成人教育が楽しくなり、人を育てる、
自分も育つことに繋がることをしたいと思うようになりました。
そんな時に今の職場から声がかかりました。
今の職場は循環器単科です。
救急も取ります。
でも、私が若い頃思い描いていた救急とはとてもかけ離れています。
自分と同じ想いの人があまりいません。
私は色んなことに興味があるから、色んな研修に参加しています。
でも職場からは『変人』って言われます。
>そんな風に見えないよ~<
改善したいことを言っても反感をかいます。
だから職場に友達は少ないです。
でも職場の仲間は、患者を助ける仲間!
そこさえブレなければ、どんなことがあっても多少のことは割り切れると思います。
>ん~、さすがプロです!!<
これから職場を探す皆さんへ
自分が何をしたいのか分からない時、可能性が広がるチャンスです。
何にも意味があります。
与えられた場所で『何か意味があるかも』と思って働くのも1つ。
自分は何がしたいんだろうって分からない時
『何の授業が楽しかった?』
『どんな時、嬉しかった?ワクワクした?』
思い出してみてください。
ヒントが出てくるかもしれません。
そして、思った時こそ、動く時。
職場には人が傷つくようなことを平気で言える人もいるのが現実です。
でも、そんな人・あなたに嫌味を言ってくる人は【一生一緒にいる人ですか?】。
そうじゃない。
それなら、そんな人の事はほっといて、自分のやりたいことをやった方がいいです。
>そうそう、嫌な部分にフォーカスしない事、これが楽になるために大事ですよね<
看護師は帰属意識が高いです。
でもそんなのにとらわれずにやりたいことをやって欲しい。
やりたくなくても、誘われたらやってみて欲しい。
『嫌だなーめんどくさいな』と思ったらそれまで。
『めんどくさいなー、でもどうせ参加するなら、何か1つでも学んでこよー』
って思えば、視野は広がります。
一緒に頑張っていきましょう(*´∀`*)
今はやりたいことがたくさんあるから、
色々やって自分の可能性を広げている最中です(*´∀`*)
救急のスペシャリストを目指しても、職場では希望がなかなか実現しなかったこの方は、
仕事以外の時間で夢を実現していくという方法で、今活き活きとしています。
職場は色々な人がいて、皆色々な考えをしているから、
ぶつかることもあるかもしれません。
でも、職場以外に興味を持てるものがあることで
広い視野を持ち、小さなことに動じない姿勢が素晴らしいですね。
目を外に向けることで、更なる夢も広がって
5年後、10年後が楽しみなナースさんでした!!
コメントを残す