その職場を選んだ理由は人それぞれ・・。
でも、そんな観点があるんだ~!
って気が付かされることも多いもの。
今回は、大学病院にお勤めの看護師さんに、初めての就職先としての大学病院の選び方、
さらに、所属科の選び方について教えて頂きました。
そういえば、実習先の病院に就職した私は、師長さんを見て所属科を選んでいました。
とっても不純で素直すぎる理由だったと今更ながら反省・・・。
私がこの職場を選んだ理由
この大学病院を選んだ決め手はこれ!
今の職場を選んだ理由は、
大学病院でしっかりと基礎を身につけたかったこと、
病院の教育体制がしっかりしていたところ。
また、教育のスローガンとして
”みんな違ってみんないい”
と掲げていて、
ナースはナース一色で伸ばしていくのではなく、
多様性、個別性を尊重し、看護師教育をしていく
というところに惹かれました。
また当時の看護部長のビジョン、バイタリティ溢れる人柄に惹かれ入職をしました。
私は大学病院がある大学に通っていて
そのまま内部進学というような形をとりましたが、
もちろん他の病院も見て決定しました。
夜勤三交代は嫌だったので、二交代の病院とか、
給料、福利厚生、実際に病院見学へ行き病院の雰囲気とかも見ました。
見学で行くのではなく、患者の家族の振りをして病棟を見に行ってみたり。
<なるほどねー!大学病院はカラーがハッキリしていますから。特に私学ではその傾向は強いですね。>
消化器内科を選んだ理由は、5年後に・・
診療科を消化器内科にした理由は、
当時、私は、看護師として5年働いたら
発展途上国へ看護をしに行きたいと思っていたので
現地で多い感染症やら胃腸系の疾患をみられる病棟を希望しました。
<海外を視野に入れていたんですね!!今は、海外で働きたい看護師さんが増えていますね>
実際に働いてみると・・・
私はとても良かったと思っています。
1年かけて新人を育てていく体制がしっかりできていたので、
まずは看護師という勤務体制や職場に慣れること、
業務内容、疾患の勉強をする、と段階を踏んで出来たと思います。
大学病院なので、いろんな疾患、治療、看護をみられるし、
患者、家族の希望に沿って今後の治療の方向性を決めていける、
患者の人生に寄り添いながら看護をしているのが楽しいです。
働いて7年たちますが、
まだまだ勉強したいこと、
知識不足だなぁと感じることもあり、
これからも学びたいと思える場にいられる幸せを感じます。
<素敵ですね~!私は、早く辞めたいって思ってばかりいたので、恥ずかしい(*ノωノ)>
看護学生さんへメッセージ
病院選びのアドバイスですが、
福利厚生や給料、教育体制、勤務体制は
自分が変えようと思っても変えられないところなので
そこはしっかりと内容をみて病院の候補を出した方がいいと思います。
その他の、何科に行きたい、何看護がしたいというところは
大まかに実習を通して内科、外科、小児科、精神科とか
目星はつけられたらいいのかな・・。
もちろん、最初から循環器内科とか、小児科とか
希望があるならそこへ希望を出したらいいと思います。
しかし、あまり就職前から理想を固めて思考を狭めてしまうと
いざ入職してからのギャップに苦しむと思うので
決まっていなくても問題ないかな。
働いてみるとやっぱり自分の思い描いていた看護師像と異なることもあります。
看護師は人の命と向き合う仕事なので大変なことも辛いこともある。
でも、そのぶんやりがいもあります。
きっとどの仕事も大変です。
<そうそう、そうなんですよ~!!>
でも、大変だって思った時、それを乗り越えれば一回り成長できる、
そして患者ときちんと向き合えば想いは必ず通じるから
ひとまず向き合ってみてほしい。
そして辛さは1人で抱え込むのではなく
同期や先輩に話すといいと思います。
結局乗り越えるのも、決めるのも自分ですが、
人に話すと楽にもなるし、
何より職場で指導してる先輩も同じ1年目を味わってるから。
もしどうしても辛くなるようなら休んだって、
病院を変えたっていいと私は思います。
ちょっと話はずれたかもしれませんが、
入った病院で自分が何ができるかだと思います。
自分の可能性を信じて頑張ってください!
有り難うございました!!
文中にもありましたが、「みんな違ってみんないい」
ホントにそうだと思います。
色んな職場があるので、それぞれに適した職場がきっとあります。
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