【災害・救急看護のプチ勉強会】第1回
~目の前で人が倒れていたらどうする!?~
こんにちは。
関東の小さな病院でICU看護師をしているあーちゃんです。
早いもので、看護師になってから10年以上が経ってしまいました。
まだまだ、まだまだ・・・ですが、ここまで来るには相当な苦労もありました。
今では笑い話になりますが。
過去の経験が自分を作りだし、変えられるのは今この瞬間&これからの未来!!
ってことで、毎日仕事にプライベートに邁進しております♪
さて、本題にはいります・・・
皆さんは、目の前で人が倒れているのを見たことがありますか?
関わったことがありますか?
飛行機に乗っていると
「この中に、どなたかお医者様か看護師さんはいませんか~?」
なんて声を聞くこともあるかと思います。
「はーい」って手をすぐにあげられる人はまさにThe医療者!って感じですね。
ちなみに私は、駅のソファで横になっている人がいて、
「大丈夫ですか?」
と声をかけたら、ただの酔っ払いでした(笑)
「声かけてもいいのかな?」
「間違っていたらどうしよう・・・」
「きっと誰かがしてくれるだろう・・・」
そんな人がきっと多いと思います。
知っていますか?
心臓病は三大死因の一つ。
日本では毎日約100人の人が心臓病で亡くなっています
(突然死以外も含みますが・・・)。
成人が突然倒れる原因は、ほとんどが心臓由来と言われています。
マラソン中に倒れた、芸人の松村邦彦さんも、
心筋梗塞による致死的不整脈でAEDを使用され、
社会復帰していますね。
AEDは一般市民でも使用できるようになっていますが、
AEDがどこに置いてあるか、
みなさん意識して歩いていますか?
致死的不整脈で倒れた時、除細動が1分遅れる毎に救命率は約10%低下すると言われています。
みなさんの、ほんのちょっとの勇気で、助けられる命があるかもしれません。
倒れている人を発見したら・・・
1、肩を叩いて「大丈夫ですか?」と何回か繰り返す
2、反応がなれければ、周囲に応援を要請する。「119番に連絡して!AED持ってきて!」
周りに誰もいなければ、携帯電話で119番通報する
3、呼吸・脈の確認
4、胸骨圧迫からスタート。人工呼吸は抵抗があればしなくてもOK
5、AED到着したらAED使用
6、救急隊が到着するまで頑張って!
ざっと流れを示しました。
細かくは、BLS(一次救命講習)を受講してみてください♪
1人でも多くの命が助けられるよう、
ほんの少し、勇気を出して声をかけてみましょう。
あーちゃんの勉強会が9月28日夜、新宿でありますよ!
日時:9月28日18:30~20:30 (受付 18
場所: 東京都新宿区新宿2-6-3 藤和新宿コープ909号室
地図:http://bit.ly/2jaQ21s
ペンネーム:あーちゃん
プロフィール:福岡県生まれ、東京・大阪育ち。看護学校より東京に戻る。
看護師歴:11年目、循環器・OPE室・婦人科泌尿器科・救急と経て結局循環器に戻る。
救急・災害分野で活動したくて、DMAT隊員資格を取り、各種成人教育のインストラクターを行うが、現在は、予防活動、災害の備え、地域との顔の見える関係つくり、DMATとして現場に行く仲間の後方支援、トータルペイン、エンドオブ・ライフケアなどに力を入れている。
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