3.11を前にして
6年前のあの災害、そしてその後も全国で災害が相次いでいます。
避ける事の出来ない自然災害に対し、何とか被害を最小限に食い止めようと、政府をはじめ色々な機関や団体、企業が知恵を出して取り組んでいます。
医療従事者も様々な取り組みを行っています。
その中で、日本看護協会が行っているものが「災害支援ナース」です。
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災害支援ナースとは
看護協会に災害支援ナースとして登録しておくことにより、災害発生時に看護協会から被災地に派遣されて活動を行う看護師の事です。
近年、この災害支援ナースの登録が増加しています。
派遣期間は移動を含め3泊4日。
対象は、臨床経験5年以上の看護師です。
登録には、職場の上司の承諾を必要とします。
また、災害支援ナースのための研修受講も必要です。
詳しくは日本看護協会のページをご覧ください。
https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/saigai/
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これに対し防災ナースとは、平時における地域住民への防災教育の一端を担うために組織されたものです。
災害時には、まず自助努力。一般の方々がそれを出来るためには、地域での日頃の防災教育活動が不可欠です。
さらに、災害時の被災者への精神面や生活再建に向けての援助なども視野に入れての取り組みです。
この活動を、全国に70万人ともいわれる潜在ナースに呼びかけて普及させていく取り組みが始まっています。
一般社団法人ナイチンゲールスピリット連盟(東京都中央区、代表:森岡宣伊氏)を母体とするPINK CROSS PROJECT実行委員会と、全国に拠点を置く日本防災教育振興中央会、NPO法人東京防災教育振興会、日本リスクマネージャー&コンサルタント協会、日本動物看護職協会、等がタッグを組んで取り組んでいます。
活動の様子はこちら
https://nursemedia.jp/category/%E9%98%B2%E7%81%BD%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B9/
防災ナースとしての登録はこちらから(無料)
https://www.s-db.jp/entry?k=ea859a907626534a8f8163ad94a4bfd3e4a7,4D
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