いまどきのさとりナースってどんな子?私が感じる新人看護師の傾向~Part2~
こんにちは!
看護師兼ライターのゆみかおるです。
前回、いまどきのさとりナースについて、
「最近の新人は考える機会が減ってきているケース」についてお話しました。
みなさんの周りでも似たような現状はありますか?
今回も続けて、いまどきのさとりナースについての内容をご紹介していきたいと思います。
私が実際に関わったいまどきの“さとりナース”
ここ数年「新人は怒らない」という教育方針があります。
どこの病院などでもその傾向があるようですが、
いまどきのさとりナースの性格や特徴により、
怒ることで離職に繋がることを恐れてのことだといいます。
たとえば、遅刻をして業務に支障が出てしまった、
レポートの期限が守れないなどの場合…。
このようなときって怒りたくなりませんか?
ちょっと昔の私だったら「しっかりしてよ!」なんて怒ってしまっていたかもしれません(笑)
しかし、実際の現場では、
ちょっと意味をはき違えているのではないかな?
と思うことがいくつかあります。
怒らずに、スルーしてしまう人、うやむやにしてしまう人がいるのです。
これって本当に新人のためになることなのか…と、とても心配になります。
さとりナースとの関わり方
私は新人を怒らないということは、叱らない、注意しないことではないと思っています。
怒る≠叱る
きちんと間違いを指摘すること、
改善するために何が必要か話し合うことが大切ではないでしょうか?
そうでないと、何をしても怒られない、
間違いがわからないまま経験年数だけ重ねていくことになります。
そして、その人たちが新人に指導する立場になったときも、同じことを繰り返し、悪循環に陥ることに…。
新人指導の専門家なわけではないので、
どうするべき!ということをはっきりとは言えませんが、
怒らないにしても、他に言い方や対処はあると思います。
特に私は中堅看護師として、新人看護師の一番の味方でありたいです。
そのためには、まずはきちんと信頼関係を作り、
褒めることだけでなく、ときには叱る勇気も必要だと思って仕事をしています。
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新人に対する教育方針。
職場のルールで「怒らない」として、ただ甘やかした状態になっていませんか?
確かに世間でいわれているように、「さとり世代」の性格や特徴は実際に感じます。
怒られて休職、退職になってしまったケースもありました。
しかし、イメージだけを鵜呑みにして関わってほしくはないと思っています。
結局は一人一人まったく違った人間だからです。
世代の特徴も踏まえながら、
その新人を個人としてきちんと向かい合う教育方針、現場であってほしいと願っています。
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