今、お仕事を探している看護師の方へ
看護師の採用の現場でも変化が出始めています。
それはオンライン面接。一般企業では以前より取り入れられていましたが、それが加速しそうです。
看護師の職場では、これからだと思います。
紹介会社の面談でも、もうオンライン面談は始まっていると思いますが、履歴書のデータ化はさらに必要度を増すと思います。
それは、テレワークが進むと、郵便やFAXでは社内での書類の共有がしにくいためです。
この状況を受けて今日は、データ書類作成に便利な情報をお届けします。
文中に書類ひな形ダウンロードリンクを貼ってあります!
提出書類の変化
一般の方からみたら、今更何言ってんの?という話ですが、看護師の採用の現場ではまだまだ手書きの履歴書が登場します。
それを求める採用側もあるので、仕方のない事ですが・・・
一方で手書きにこだわらない職場も沢山あります。その流れはここから加速するのではないでしょうか?
転職活動では、複数の職場に応募する方が多いと思います。
それを毎回作成するのは中々大変な作業で、可能ならば避けたいものです。
wordなどのデータで一度作成してしまえば、修正も、追加印刷も楽々です。
手書き履歴書を作成する時も、一度データで作成して、それを書き写せば失敗も少ないですね。
上手に活用することをおススメします。
履歴書
書き方については一般的な事はあちこちで掲載されていますが、看護師の履歴書に関しては、比較的転職が多い場合は、なるべくスッキリとまとめる工夫が必要です。
同じ職場での部署移動も転職歴と同じように行を取って書く方もいますが、ケースバイケースで書き方の工夫をしたほうが良いと思います。
私のアドバイスで、12行が6行で収まった方もいて、スッキリ感は歴然です。
パッと見で転職が多い印象にならないように気を付けましょう。
転職歴が多いと書類選考で落とされてしまう場合があります。
その場合には書類選考で落とされないための工夫が必要となります。
転居、出産、出向などの退職理由があれば簡潔に添えておきます。
アルバイトについては、就活中の派遣などは書かなくても支障ありませんが、応募先の仕事に関連するものは、アピールとして書いておくなど、ケースにより検討します。
ブランクについては、書き方に注意が必要です。
女性の場合、出産、子育てで、ブランク期間を家事専念とする事に問題はありません。
それ以外の場合では、採用可否にダイレクトに影響する可能性がありますので、注意して準備する必要があります。
これについては個々に対策が変わってきますので、登録面談の際にお伝えしています。
(書類対策のみをご希望の方は履歴書対策講座の受講をおススメしています。)
履歴書写真
写真は必ずしも「原本貼付」という形でなくても構いません。
写真原本貼付という指定がある場合は別ですが、データ貼付でも問題ないと考えます。
書類の手書き指定の場合でも、予め写真データを貼付したフォーマットをプリントアウトして使用すると、写真原本貼付の手間が省けます。
写真は、写真屋さんできれいに撮ってもらう他に、履歴書写真アプリで撮影する方法がおススメです。
無料でスマホで撮影が出来て、しかも保存できるので、データが自由に使えます。
自分で撮影する時でも、上半身はスーツで、撮影しましょう。
ヘアを整え、両口角を上げて、何度か撮り直しながら、良い感じのものを選んでください。
また、利き手にスマホを持つ場合、肩が上がって映るのはNGです。
それから、病院に応募する場合、気を付けて欲しいのは髪型です。
今、新型コロナ感染においては、顔に髪の毛がかかるのも大きなリスクです。
スッキリとまとめておきましょう。
退職理由・志望動機は面接では超重要!
いい職場はないかと探している方、ちゃんと面接対策は出来ていますか?
退職理由・志望動機は自分の内面の表れですが、自分で考えていると、答えが独りよがりになりがちです。
面接には面接に適した受け答えがあります。
言わなくてもいい事、言った方がいい事、避けるべき表現、覚えておくと便利な答え方・・・
きちんと準備して、チャンスをものにしたいですね。
退職理由
退職するという事は、結婚や引っ越し、出産のようなライフイベント以外ではネガティブな理由が多くを占めます。
過重労働・パワハラ・低賃金・人間関係・合わない仕事内容など・・・
採用されるためには、それをどう自分に落とし込んでポジティブに持っていき表現できるかに尽きます。
その過程では自己を見つめる事も必要でしょう。
「他責」は面接の現場でも新しい職場でもマイナスでしかありません。
人生を好転させるためには、職場を変える以外に自分もアップデートしていくという思考が必要です。
私達は、面談で退職理由をお聞かせいただき、必要に応じて一緒に面接対策まで行っています。
志望動機
志望動機については、形式的に表現することは、ある程度可能だと思います。
それ故、内容については浅くなりがちです。できればスケスケの志望動機にならないようにしたいものです。
志望動機に現れてくるものとしては、その方の看護観・業務の考え方・今後のキャリアの考え方などです。
採用側の希望は、「組織に調和し、長く活躍して頂ける方を採用したい」という事。
これを踏まえて、考えていくと、面接でもきちんと受け答えができる事でしょう。
つまり、それぞれの職場の退職理由・志望動機を考える事は、イコール面接対策ですから、力を入れるべきところと言えます。
データで履歴書などを作成する場合にはパソコンが便利ですが、パソコンをお持ちでない方のために。
スマホで履歴書作成できる情報については、こちらをご覧ください。
履歴書写真だけ撮影したい方は、スマホで無料アプリが手に入ります。
職務経歴書
看護師の応募書類で職務経歴書を求められる場面が増えてきました。
また、求められていなくても職務経歴書を提出することで、履歴書の不足情報を補う事ができ、いい評価につながる事があります。
スマホで作成したい方はパソナキャリアの「転職ナビ」やタウンワークが提供する「レジュメ」で作成することができます。
パソコンで作成したいけどパソコンをお持ちでない方は
ネットカフェやハローワークのパソコンを利用して職務経歴書を書く事ができます。
転職サイトのテンプレートを利用したり、マイクロソフトのOfficeが使える席を選ぶことで職務経歴書が作成できます。
書類ひな形ダウンロード
転職歴の多い方向け履歴書ひな形ダウンロードはこちら
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職務経歴書ひな形はこちら
送り方
応募書類をメールに添付する場合はPDFに変換して送るのが一般的ですが、先方から指示がある場合もありますので、確認しましょう。
セキュリティに関しては、ファイルに暗号を設定するなどして送ります。
メールで送る場合の文例なども参考に出来るページがありますのでご紹介いたします。こちら⇒
書類を郵送する場合にもマナーがあります。添え状なども必要になりますので、その場合はこちらをご参照ください。
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