こんなんですけど働いています。
看護師を4年経験後、結婚・出産を機に退職。
長いブランクを経て復帰しました。
派遣でいくつものクリニックを経て、現在に至ります。
今日も明るく面白く出勤です。
#27 それぞれの悩み
外来で初めての患者様のお話を伺っていると
様々な悩みを抱えていらっしゃったんだな~、と思います。
一番多かったのは眠れない、という訴えでした。
眠れないも人によっていろいろありますが、
最近の人に多いのが、夜中まで起きてゲームやパソコンに夢中になっている為、
興奮して眠れなくなっているようです。
他にも夜の仕事で帰宅してもすぐには眠れずに、
昼夜が逆転している人などです。
【うつなど不安感があると、脳が不安感を危険な事柄と判断して眠りを浅くしている】
という睡眠の研究発表もあるくらい、悩み事で眠れなくなってしまうようです。
なので不眠はどの世代の人でも起こりうる症状の様です。
最初のケースは生活リズムを整えればなんとなく落ち着いてくるのですが、
後半の悩みがあっての不眠は、悩みの解決がなされなければ解消は難しくなります。
そこで心療内科や精神科のドアをたたくことになるみたいですね!
同じ不眠の患者様でも、悩み事がそれぞれ違うので、アプローチの仕方も違ってきます。
患者様がお薬の事や通院のことなどで電話が来た時は、
出来るだけカルテを見て先生の方針に沿ってお話をするように心がけています。
お薬が無くなったけど代わりに前にもらった薬が余っているのでそれを飲んでもいいか?
という質問も結構あって、そこは「勝手に飲まずにまず先生と相談して決めましょう。」
と来院を勧めます。
そして余っているお薬も全部持ってきてもらい、
代わりに飲んでもいいものやダブっている物がないかを確認しておきます。
密かに薬を貯めていてまとめて飲まれないように注意を払うのも、
精神科では必要なお仕事なんです。
老健施設や小児科でも必要なお薬の管理、
大人でも必要なことでした。
うつの薬では、なかには依存症になり易い薬もあるので
こういった働きかけは大事になってきます。
普段から患者様とコミュニケーションを取って
信頼関係を築いておくことが一番のポイントでしょうか。
でもそこが一番難しい。
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