「天才ピカチュウ」さんの、連載ブログです。
実は認知症ケア指導管理士ナースの
「天才ピカチュウ」さんに、
認知症に関するブログを書いて頂いています。
私は私になっていく
#12「認知症になるということ」
皆さんはこの言葉を聞いたり、言ったことありませんか?
「この人ええなぁ。認知症に、なってしまって・・・何も分かってないし。何も考えんでもいいし。」
これは、全く違います。
認知症を患ってる方は、本当に不安で寂しい日々を送っておられる事を覚えておいてください。
「この人誰?」
「これは何?」
今までは、全部分かってたんですが、
認知症を患った事でそれはそれは不安の中に居られます。
だから、認知症の方は自分の中で、
思いもよらない常識を確率してしまい、
殻にこもってしまいます。
例えば、
「さいふがなーーーーい!!」
もう、病棟、施設内は大騒ぎになるでしょう。
でもその方は本当に財布が無くなって
そう訴えてるのでは無いこともあります。
財布=大切なものなのかもしれません。
それは、親、兄弟、子供、孫かもしれないし、
今までは出来ていた力かも知れません。
その時には、その方のお話を傾聴して共感する。
そして、オープンクエスチョン等して、
本当の「財布」を見つけてあげてください。
色々困った例があるけれど
お話を聞いていたら徐々に理解出来ると思います。
私も勉強途上です。
ピカチュウはこの頃認知症の利用者さんと話した時、
対応した時は日記を書いてます。
プロセスレコードの簡単なものです。
そして振り返り次に繋げようと思ってます。
でも日記書いてたら、本当に自分の対応の軽さが分かります。
皆さんもいかがですか?
全部書かなくても例だけでも大丈夫です^^*
「認知症をニンチと略さないで」
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