【デイサービス大好き】
ブランク明けで、デイサービスの派遣看護師をしています。
火、金は午前中のみの仕事ですが、
土曜日は、夫が子供の面倒を見てくれるので、
別のデイサービスで9時から17時まで仕事です。
仕事を教えて頂くために水曜日にも出勤しました。
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#7「あわや交通事故!」
明るくて和やかな雰囲気のデイサービスですが、
実は色々な方が通所されています。
高齢者ご夫婦のご家庭から、
ご主人が通所されています。
一般的に老老介護と呼ばれているご家庭です。
このデイサービスでは、玄関からのお預かりを基本としているので、
玄関までは何とか奥様が連れて来ます。
体格の良いご主人ですが、
認知症で思うように行動してくれないため、
奥様はいつもやっとのことで送り出しています。
朝食後の薬がうまく飲ませられないため、
通所されてすぐにこちらで内服して頂きます。
おむつも一晩交換されていないため、
通所してすぐおむつ交換が必要です。
思うようにいかないと、
すぐ暴れてしまったり、
大声を出したり、
歩いて動き回るので目が離せません。
デイサービスでは、
転倒予防には非常に気を遣っています。
家でも、外に出てしまわないように気をつけているそうですが、
夜に起きて徘徊するため、奥様が疲れ果てています。
実は、今日はその方が夜間に家を出て、
家の前の道路で車にひかれそうになって転倒し、
ケガをされての通所です。
幸いケガは軽く奥様から受診の必要はないとの事でしたが、
念のためいつも明るい常勤ナースさんも、
今日はあちこちと連絡を取るため真剣な様子です。
このままでは、
また交通事故に発展しかねないため、
早急な対策を迫られています。
結局、ケアマネージャーやご家族と相談し、
数日はショートステイを利用しながら、
その間に精神科への入院の段取りを整える事になりました。
精神科は、薬での治療を開始するための一時的な入院です。
これまでは、薬に頼らず何とかしたいとご家族が希望していましたが
ご家族も周囲も限界と判断しての結果です。
通所されるご本人を通してご家庭の様子も把握し、
必要時はケアマネージャーや医療機関と連絡を取る事も
デイサービスの看護師の大切な役割です。
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