【デイサービス大好き】
ブランク明けで、デイサービスの派遣看護師をしています。
火、金は午前中のみの仕事ですが、
土曜日は、夫が子供の面倒を見てくれるので、
別のデイサービスで9時から17時まで仕事です。
仕事を教えて頂くために水曜日にも出勤しました。
今回は第4回!第一回のブログはこちら
#4入浴風景
入浴風景といっても、湯船につかっている風景ではありません。
着脱風景です。
デイサービスでは個浴といって、
一人一人プライベートな空間で衣類を着脱し、
一人用の浴槽に入浴するところもありますが、
こちらでは銭湯のような感じです。
午前中は女性で、午後は男性になっています。
今までの所は、
スタッフが急いで服を脱がせ、
入浴が終わると急いで服を着せ、
とても慌ただしい風景でした。
でもこちらでは、出来る所をご本人にしてもらっています。
介助の必要な方のサポートをしながら、
他の方に目配りや、声掛けをして誘導しています。
時間はかかりますが、皆さん、
最小限のお手伝いで着脱を行っています。
これは、当然の事なのですが、
現場ではなかなかこれが出来ません。
なぜかというと、とても時間がかかるからです。
短時間に多人数の方を入浴させなければならないので、
時間内に終わらせることができなければ、食事やイベント、
帰りの時間に支障をきたしてしまいます。
こちらのデイサービスでこれが可能なのは、
まず脱衣所が広いからです。
何人もの方が、同時に脱衣所で頑張っていますが、
実際に入浴しているのは数人ずつです。
それと、スタッフが定着しており、
利用者様お一人お一人のケアのポイントを
理解している事が大きな理由だと思います。
「田中さん、ズボンよりパンツが先ですよ」
「佐藤さん、次はシャツね」
「ここだけお手伝いさせてくださいね」
「鈴木さん、眼鏡はここですよ」
「看護師さん、処置お願いします」
と、手を動かしながら的確に声掛けをしているワーカーさん。
常勤看護師さんは、処置や着脱介助に入りつつも、
ここでも笑いを取っています。
処置は全て頭に入っているようで、
準備も早いし、コミュニケーションを取りながら、
いつの間にか終わっています。鮮やか!
入浴後の髪を乾かすのは、送迎のドライバーさんです。
湯上りの水分補給をして頂きながらしています。
当たり前だけど、それがきちんとされていることが
心地良いデイサービスです。
つづく
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