病院で働く看護師さんや、看護学生さんの中には、
【訪問看護】に興味を抱く方も多いと思います。
では、訪問看護師さんってどんな仕事?
・・患者さんのお宅を訪問して看護を行うんでしょ!・・
そうですね。
他には?
・・・
ここからは、意外と出てこない方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、都内のステーションで働く
一人の訪問看護師さんにインタビューを
させて頂きました。
イメージではわかるけど、
知っていそうで知らない事
実は沢山ありました。
N:ナースメディア編集部記者
訪:訪問看護師さん(30代・女性)
N:今日は宜しくお願いします。
ぶっちゃけインタビューなので
リアルな本音をお願いいたします!
いきなりですが、訪問看護をしていて
大変だなって思う事を教えて下さい。
訪:時間がきちっと決められていて、
それがケアの最小限の時間が基準なので
何か変化があった時に時間が足りなくなります。
次の訪問の方の時間に遅れてはいけないので
そんな時は大変です。
ご本人やご家族は、訪問してすぐではなく、
終わり頃に質問や訴えをおっしゃられることも多いので。
それと、仕事とは関係ないけど、
トイレの場所探しも意外と大変です。
N:トイレの場所ですか?
訪:そうなんです。
患者さんのお宅のおトイレは
基本的にはお借りする事はないです。
訪問ルートは時間ロスがないよう組まれているので、
その中で見つけます。
N:具体的には・・?コンビニですか?
訪:そうですね。後は病院も狙い目です(笑)
N:なるほど~!そんな苦労が・・・
N:お昼はステーションに戻るのですか?
訪:ステーションに戻る事もあれば、
ルートによってコンビニの駐車場とか
イートインコーナーとか公園とか。
外食チェーン店などで食べる事もあります。
N:昼食の場所探しもその時々によるんですね。
N:悪天候の自転車移動が大変そうですが・・?
訪:私はそれは大丈夫です。
でも、それが嫌で辞める方もいます。
N:訪問看護の魅力は何ですか?
訪:私は、患者さんが望んでいる事のサポートに
関われることです。その一言に尽きます。
N:訪問看護ステーションってカラーがありすぎて
何を基準に選んだらいいのでしょう?
訪:まず母体でしょうか。
母体がしっかりしている所は
良くも悪くもしっかりしています。
逆に小さい所は融通が効くメリットがあります。
どちらがいいかはご本人次第です。
でも、一番大事なのは
自分が何をやりたいのか、だと思います。
自分のやりたいことがそこで出来るのか
よく聞いて欲しいと思います。
N:訪問看護は離職される方も少なくないようですが?
訪:訪問看護の医療は、大学病院とは違います。
その代わり、他に重要になるものがあります。
ところが、最先端の医療を学んできた方が
そのイメージが分からず来てしまい
辞めていくパターンが多いように思います。
あとは、都内だと自転車移動なので、
それが嫌な方もいます。
それと人間関係ですね~。
N:訪問看護師に向いていない方っていますか?
訪:常識のない方ですね(笑)
各御家庭を訪問するので、
挨拶とかコミュニケーションなどの
常識は必須です。
きちんと挨拶が出来ない人には
厳しいと思います。
N:看護師さんで、コミュニケーションが
苦手な方は熟考が必要ですね。
N:ステーション選びでは、
お給料に随分差があるようですが?
訪:基本的には病院と変わらない気がします。
いっぱい働いて、業績を上げると
お給料は高くなります。
訪問看護は、業績が数字として見える職場です。
ただ、リハビリを重視しているステーションは
給与が高い傾向かもしれません。
N:有り難うございました。
*職場や、働く人によって考え方、
見方は変わってきますので、
今回のインタビューは、あくまで一事例として
お読みくださるようお願いいたします。
こんばんわ。訪問入浴をしています。
少し違いはありますが、うんうんわかるーとか思いながら読ませて頂きました。
お互い頑張りましょうね??
コメントありがとうございます。
分野は違えど、苦労あり、楽しさあり、ですね。