アルバイトで始めた訪問入浴ですが意外とはまってしまい、今や天職に!
訪問入浴介護とは、看護師(以後Ns)ヘルパー(以後HL)オペレーター(以後OP)が移動入浴車等で各家庭を巡回し、特殊浴槽を家庭に持ち込んで入浴の介護を提供する(介護保険法より抜粋)と介護保険法にあります。「訪問入浴GO!」第1回目はこちら]
#13『寂しいんだよね』
訪問入浴Nsをするようになって初めて知った事。
それは余りに、昼間独居の方の多さと老老介護の実態でした。
「おはようございまーす」と元気よく家に入ると、真っ暗な家の中でベッドに寝ておられる利用者さんが・・・
「なんですか?」
「頼んでませんよ!」
よく言われる言葉です。
拒否があっても入ってもらわなくてはなりません。
「多人数で来てごめんなさい。びっくりしましたよね。」
「息子さんに頼まれて伺いました。良い息子さんですね〇〇さんをお風呂に入れて欲しいと言われたんですよ。」
「あら・・・本当にそんな事言ったの?じゃ入るわ」
この例は、上手くいった時の事。
大失敗の事も時々ありますが・・・
そして準備して入浴して頂きます。
やはりお風呂に入ると気持ちが良いのでしょう。
殆どの利用者さんが心を開いて下さいます。
そこでピカチュウの傾聴タイムが始まります。
お独りで寂しかったのか、ニコニコして話して下さり、帰るときには
「もう帰るの?」
と言ってくださる利用者さん迄居られます。
この社会、親が要介護状態になったとはいえ、自分の生活もあります。
だからどうしても昼間は働かなければならない事もあります。
寝たきりだし動かないだろうと、介護保険サービスを使って、止むを得なく働いておられます。
だから私は訪問入浴サービスですが、訪問時間中は、家族のように話をしたりして安らぎを与えられたらと思います。
さっ次も、訪問入浴Go!Go!Go!
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