「はい、○○クリニックでございます。如何されましたか?」こんなセリフで電話を取るのが今の私の仕事です。2つ前の職場で徹底的に接遇スキルを教え込まれ、医療はサービス業だと思って働いています。そう思っていると大抵の事は我慢出来るような気がしています。そもそも、私の仕事って何だろう、、、、
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#新たなクリニックのお仕事
総合病院の採血室の仕事は比較的スタッフが多めでしたが、急の病欠やお子さんの学校行事などで
単発だったり2~3週間まとめて通ったりとまちまちでした。
しかし、とうとう産休からの復帰の方が来て本当にひと月に一回ぐらいと減ってきました。
ある日派遣の担当の人が
「採血室も慣れてきたようだし、そろそろ検診ルームとかどうですか?」
と新しい健診専門のクリニックの仕事を持ってきました。
面接をして経験が耳鼻科ぐらいしかない事を説明して、簡単なところから耳鼻科でスタート、
ということになりました。
高層ビルの中のクリニックです。
自分の検診すらやっていなかったので、どんな風になっているのか想像もあいまいな感じです。
遠い過去に区の検診も扱っているクリニックで働いていたときは、
「体の計測と採血、レントゲン、そのくらいだったなー」
と思い快くお返事しました。
実際、行ってびっくり。
一日100人以上の検診を行っている所でした。
そこでまずは、
「耳鼻科の経験がおありですので耳鼻科のブースを」
とお願いされましたが、聴力の検査のブースでした。
機械なんて、、、、
スタッフさんに速足で使い方を教えてもらいましたが、すぐには覚えられず、あっという間に検診が始まりました。
マニュアル本を片手にもたもたスタートです。
当然聴力検査ブースの前は人だかりになっていました。
自分の記憶力の悪さにガッカリしながらその日は帰りました。
問題は何日か空けての勤務だったこと、毎日やれば覚えられることも日にちが空けばすぐに忘れてしまう。
次の勤務の前日は予習をして臨みました。
それでも聴力ブースの前は混雑しています。
そんなときに限って機械のトラブルになったりして、先輩スタッフを呼びに走りまたまた時間がかかり。
他のブースの方たちが気を遣って空いている検査に回してくれたりと、
ここでも周りの人に助けられつつ、でも自分は一生懸命に目の前の仕事をこなしているから、このことに気づいたのはずっと後になってからでした。
自分に余裕がないと周りのことまでは目に入らないんですよねぇ~。
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