皆さんの職場は残業が多いですか?
残業代は申請できますか?
日頃のサービス残業?に不満を抱いていませんか?
実はこの残業手当にもいくつかのパターンがあります。
一つは、固定残業代(みなし)とよばれるものです。
これは残業代が全てお給料に織り込み済みで、給与に上乗せされることはありません。
一般的には、給与額面は、高めになっています。
この代表的な求人があります。
こちらは全国展開の某訪問看護ステーション。
給与は月40万~となっています。
ご利用者様の関係で、ご訪問が夜になる事もあります。
仕事が終わるのは、大体いつも19時。
土・日は休みですが、利用者様の関係で訪問が入ります。
しかし、固定残業代の制度を取っているので、お給料が増える事はありません。
土日出勤の場合振替休日あり、となっていますが、実際にご訪問が入った場合は
残業扱い処理になり、振替でお休みを取る事は出来ないそうです。
皆様はどう感じますか?
これが魅力的と感じる方も、負担と感じる方もいますので、よく理解して選ぶ事が大切です。
次は、一部固定残業制を取っている介護福祉分野のある企業です。
現在全国に訪問介護施設を展開し、関東には高齢者施設も展開しています。
こちらは、1日45分の固定残業代を月に約6万6千円~9万円弱支給しています。
これは残業の有無に関らず支給されます。
日々の仕事で、45分を超えて残業となった分は、更なる残業代として支払われます。
こちらの職場の中には、残業がほとんどない職場もありますが、正看護師の給与は35万円~。
こういったように、一定時間の残業がお給料に込みとなっている所、実は多いですよね。
ただ、こちらのように、きちんと固定残業代として明示していない所が多く、
入職してから職員の噂話で
「30分は残業代が付かないらしいよ」
と知らされることも多いようです。
しかも、お給料は普通だった、というオチです。
実質的なサービス残業に近い実態ですね。
最後は、残業代は1分から支払います、という、大手グループ企業の職場です。
こちらは、定時で仕事が終わり残業がないのがアピールポイントになっています。
時間内に仕事が終わる様に、業務管理がきちんとされているのでしょう。
1分は大げさだなぁと個人的には感じていました。
時間きっかりに終わるという事は、終了時間にタイムカードの前に立っていないと不可能な技ですから。
最近確認してみたら、その文章は削除されていたので、さすがにそれはなくなったんだな、と。
それにしても、この人手不足の介護分野の職場で、残業に対する意識がきちんとしているのは、
さすが第1線の企業グループだなと思います。
看護師の働く職場が広がり、こうした優良企業の職場がでてきていますので、
遅れた体制の医療の職場には頑張ってもらいたいものです。
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