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訪問看護デビュー #18「実習指導者、カリメロ3」

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訪問看護デビュー第18回

訪問看護師を目指して頑張るカリメロさんのブログです。第一回はこちら→「訪問看護師デビューしました!第一回」

訪問看護師は、在宅の患者さんのお宅に訪問してケアを行います。

基本的には看護師一人での訪問ですが、訪問看護未経験のカリメロさんは、

一定期間の間、先輩に同行して訪問看護を学んでいました。

順調に進んだ同行訪問も終了し、独り立ち。そして初めての実習指導!?

#18実習指導者 カリメロ3

 

実習生2名を連れて2回目の指導に行く。

利用者さんも実習生さんが来るのを楽しみにしている♪٩(´ᵕ`๑)۶⁾⁾

利用者さんはいつもと違う環境が刺激になってよいのだと思う。

若い学生さんと関わる時間、なかなかないからなぁ。

今日は2回目のため、バイタル測定をしてもらうことにした。

熱、サチュレーションはすぐに測れるが…

この利用者さん、脈の触れが弱くて私でもやっと測れる人やから少しばかり苦労していた。

…しかし、血圧測定に際し、学生は必ずセオリーどおりの上腕動脈触知を確認し、そこに聴診器を当て、測定するのだが…

上腕動脈、触知するのにかなりの時間がかかって焦りまくっている( °_°;;; )

 

「うん、この方なかなか触れるのが難しいんだ、橈骨動脈よりずっと」

と私は内心思ったが悪戦苦闘している学生に対し、利用者さんが苦痛表情になった。

すまん、もうこれは利用者さんに苦痛を与える…

「◯◯さん、痰が溜まりましたか?苦しそうですね、吸引しますか?」
と私は利用者さんと学生さんに助け舟を出す形で中断。

うなづかれる利用者さん。
「苦しかったんやろな…申し訳ない。」
と思い、吸引する。

学生も少し安堵の表情。

吸引後、
「今吸引したばかりやから、血圧は私が測るね」

と学生に伝える。

学生はますます安堵の表情。
1時間の訪問は血圧測定以外は無事に終了(*´∀`*)
利用者さん宅を後にしてからは学生に、

バイタル測定に必死になっていたから利用者さんの表情を見られず、苦痛表情に気づけなかったことについて指導する。

「苦しそうにしていたら私に振ってくれたらいい。」

とも。

すごく申し訳なさそうにしていた学生2名だが、
「気づけたことたくさをあったでしょ?それをまた次に活かせばいいやん!凹むことないよ」

と学生に声かけする。

「指導者さんありがとうございました。在宅看護はまったく未知でしたが、利用者さんとご家族のために出来ることをやっていきたいと思います!」
と返答してくれた。
むむむ、指導者さんやって。なんかこそばゆいな(笑)

学生も私も初めての実習、及び指導。
好調な滑り出しに実習指導者としての楽しさが芽生えました(* ॑꒳ ॑*)

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