訪問看護の時間の壁~ある訪問看護師の悩み

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訪問看護とは、看護師なら興味を持っている人が多い分野の一つです。

在宅の利用者さんのお宅を訪問して看護を行う、それが訪問看護師の仕事。

ところが、ある訪問看護師さんはとても悩んでいます。

訪問看護を初めて3年目。

利用者さんとの信頼関係も築けて、やりがいを持って仕事をしている彼女の悩みとは・・・。

 

彼女はとても真摯に看護に取り組み、患者さんに最良の看護を提供しようとベストを尽くしています。

時間内にケアをテキパキこなし、コミュニケーションも忘れない。

訪問の時間はケアの内容によって組まれているので、ケアをして時間いっぱいの事が多いのですが、

ケアが終わって、帰りの時間が近い頃になって、心情を吐露したり、相談をされる患者さんやご家族が多いのだそうです。

ターミナルの患者さんなどは特に傾聴が大切なので、話に耳を傾けたい。

でも、次の予定が組まれている・・・

仕方なく、

「ごめんなさいね、また今度・・・」

と言って帰らなければいけない辛さは、今の彼女にとっての大きな悩みとなっています。

訪問看護はビジネスの側面もあり、経営には効率も大切な要素です。

保険診療との絡みもあるでしょう。

分かってはいるけれど、必要な看護が出来ないジレンマ・・・

これは、どの分野でも共通しているテーマではあるけれど、訪問看護は次の時間帯への申し送りができません。

次の機会に時間が取れるかどうかもわからない。

語りかけたい患者さんやその家族と向き合うには時間という大きな壁があるのです。

 

それでも彼女は訪問看護が一番好きだと語ります。

何事も100%はないから、どうしたらいいのか方法を模索しながら、今日も彼女は自転車に乗っています。

 

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