こんなんですけど働いてます。#9「採血室のお友達」

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精神科クリニックで看護師として働いている如月七三さん。看護師を4年経験後、結婚・出産を機に退職。長いブランクを経復帰しました。派遣でいくつものクリニックを経て、現在に至ります。今日も明るく面白く出勤です。

「はい、○○クリニックでございます。如何されましたか?」こんなセリフで電話を取るのが今の私の仕事です。2つ前の職場で徹底的に接遇スキルを教え込まれ、医療はサービス業だと思って働いています。そう思っていると大抵の事は我慢出来るような気がしています。そもそも、私の仕事って何だろう、、、、

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#採血室のお友達

総合病院の採血室はたくさんの人がウロウロしています。

すぐ後ろに構えてる検査室の技師さんから病棟からの検体を運んでいるポーターさん、検査室のクラークさん、採血室の事務の人など。

中でも人数が一番多かったのがナースの皆さんでした。

もともとのスタッフ(社員)さんは1~2人で5~6人は派遣のスタッフでした。

派遣の人たちにもいろんな方がいらっしゃいました。

日替わりでメンバーさんが変わるのですがいろんな人達でした。

短期のバイトでお金がたまったら海外旅行に行く人。

私のように子供が学校に行っている間の仕事の人、子供が手を離れて自分のために働いている人。

年齢も環境も違うのに同じ仕事を共有しているせいか休み時間などはよく話をして仲良くやっていました。

それもそのはず、採血室には癌の治療をしている人や拒食症の治療をしているひと、いずれもるい瘦がひどい方が多く、血管が見えていても血液が少なすぎて、真空管採血では血管がぺったんこになってなかなか出てこないのです。

そんな方がいらしたときはスタッフが2~3人付いて分業します。

一人が針を刺す、もう一人がゆっくりシリンジを引いて、さらにもう一人がシリンジの替えを渡し、凝固する前にスピッツに詰める、こんな一連の作業、お互いの呼吸が分からないとできないことです。

そんな患者さんに限って7本も8本も取らなきゃいけなかったりとするので大変です。

大勢の検査の人をさばくのに一生懸命に取り組んでいるだけではこの様な非常事態には気づきません。

自分の事と今周りがどのように動いているかを感じ取れないと難しいと思います。

一人の人がいつもと違うシリンジを取り出しているな~とかヘルプを必要としているのか?とか。

アイコンタクトが取れるように普段からのコミュニケーションが大事なんだなぁ~と。

また自然にそれができる人は信頼されるし頼りにされて周りに人が自然と集まってくるものです。

そんなスペシャリストが多く集まったところだから自然にみんなが仲良くなれたんでしょうね~。

でも、るい瘦著しい人にたくさんの採血のオーダーを出すなんて、大変だと思わないのかしら?

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