第1回 「看護師は感染症にかかりやすい?」感染管理に関わるあれこれ

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第1回 「看護師は感染症にかかりやすい?」       榮留富美子

 

陸上自衛隊の看護師として、病院や看護学校、部隊での勤務をしました。
特に、感染管理認定看護師取得後は、
感染制御室の基盤づくりや院内感染対策に従事しました。
連載コラムでは、これまでの経験から
「感染管理に関わるあれこれ」
を連載コラムとして話していきたいと思います。

 

今回は、「看護師は感染症にかかりやすい?」についてお話します。

 

私自身、もしかするとあれは、“隠れインフルエンザ”かもと思えることがありました。

「悪寒がする」「身体がだるい」、
その時、市販の解熱剤や風邪薬、
そして、栄養剤を飲んで元気になったような気になっていました(苦笑)。

皆さんにはそんな経験ありませんか?

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看護師は、感染症を含め様々な病を抱えた患者さんと接する仕事です。

中には、ヒト-ヒト感染の病気の方とも接することもあり、
感染症をもらいやすい環境での勤務です。

また、多職種連携をとるコーディネーター的役割を果たすため
ストレスも溜まりやすいですね。

勤務体制も不規則なシフト勤務、容赦なしの残業などの激務、
そして、クレーム対応・・・心身に負担がかかりやすい仕事です。

つまり、抵抗力が弱ると感染リスクは高まります

 

1.疲れやストレスを溜めない働き方と休み方

  • シフト勤務でしょうが、生活リズムを整え、睡眠を十分に取りましょう。
  • 働きやすい職場での人間関係を構築しましょう。相談できる人がいますか?
  • 自分が好きなことができる時間をつくりましょう。
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2.感染症に負けない体力づくり

  • 免疫力アップのための食事をとりましょう。
    例えば、納豆、ヨーグルト、お味噌等、
  • NK細胞を活性化する酵素を含む食品は最高です。
  • 適度に身体を動かし、ストレス発散をしましょう。
  • 自分自身の感染症の抗体価(麻しん・風しん・水痘・ムンプス)
    を知っていますか?
    職場での検診、予防接種は必ず受けましょう。
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「看護師は感染症にかかりやすい」
と言われないように、自己コントロールしましょう。        

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榮留 富美子(えいどめ ふみこ) 

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・プロフィール・長崎県大村市出身。2016年3月、陸上自衛隊を定年退職。2016年4月、EIDOME Consulting 開業。自衛隊中央病院高等看護学院卒業後、陸上自衛隊の看護師として、臨床現場、看護教育、部隊カウンセラーとして勤務。特に、感染管理認定看護師取得後は、自衛隊中央病院において専従として感染制御活動に携わる。

現在は、これまで培ってきた知識や技術を活かし、企業とコンサルティング契約、また、日本環境感染学会教育委員としての活動やフィットテスト研究会、感染管理認定看護師課程等において感染管理や労働安全衛生の非常勤講師として活動している。

 

 

 

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